【独身者や独身者を家族に持つ人必見!】 老後に起こりうる4つのリスクとその回避方法

“独身貴族”にも必ず訪れる“老後”

何にも縛られることなく、趣味やファッションにお金・時間を自由に使える独身貴族は既婚者から羨ましく思われることもあるでしょう。
しかし、「自由で楽しい独身生活」もいずれは「老後の独身生活」に変わります。
また、現在ご結婚されている方も離婚したり、妻や夫に先立たれたりして「独身者」になることもあるでしょう。本記事では、数多くの生前対策や相続案件を受任している司法書士が「独身者の老後」に起こりうる法的な「リスク」と「その回避方法」にスポットライトを当てて説明いたします。
独身者に起こりうる法的なリスクには以下のようのものが考えられます。

・すみやかに必要な介護サービスを受けられない

・希望の介護施設に入れない

・意図しない人に財産が承継される

・一般的な葬儀や埋葬をしてもらえない

このようなリスクは独身生活を謳歌しているあなたにとっては「遠い未来の問題」かも知れません。
しかし、必ず「老後」は訪れますので、今のうちから将来起こりうるリスクや、その回避方法を知っていただければと思います。

1章 独身者に起こりうる4つの法的リスクとその回避方法

独身者が老後に抱える法的リスクには「生前に起こりうるもの」と自身が関知できない「死後に起こりうるもの」のがあります。
死後に起こりうるリスクについては、本人がこの世に存在しないため、家族や関係者のリスクとも言えるでしょう。

【独身者の老後リスクその1】認知症になったとき

もし、あなたが将来認知症になり判断能力が低下した際、独身であるがゆえに起こりうるリスクが存在します。

【適切な財産管理を行ったり、必要な介護サービスを受けられない可能性がある。】

認知症によって判断能力が低下した場合、多くの方は「成年後見制度」と呼ばれる法制度を利用し、4親等内の親族や司法書士などの専門家に財産管理を行ってもらうケースが多くなります。
この成年後見制度を利用することで、自分の信頼できる家族や親族に自分の財産を管理してもらい、介護施設の入所手続きなど、認知症になっている自分に代わり、おこなってもらうことができます。

 しかし独身の場合、認知症の兆候に近所の人や友人が気付いても、原則として4親等内の親族以外は成年後見制度を利用するために必要な裁判所の手続きができないので、親族に連絡をとったり、役所にお願いしたり、後見人手続きを完了するまでに非常に多くの時間を要する可能性があります。
そのため親族が本人の認知症に気づいたときは時すでに遅し・・・適切な財産管理ができていなかったり、必要な介護サービスが受けられていないというリスクがあるのです。

【面識のない他人に財産を管理される】

親族が後見人の手続きをしてくれたとしても、あなたの代わりに財産管理や介護サービスの契約などを代わりしてくれる成年後見人には、面識のない司法書士や弁護士などの専門家が選ばれる可能性があります。
 なぜなら、成年後見人の手続きの際に、親族などが成年後見人になることを立候補できますが、居住しているところが遠い場合や、多くの財産を持っている場合は裁判所の判断により、専門家が選ばれる可能性が高くなるのです。
また、親族が成年後見人としての責任や日々の事務手続きなどの負担を背負いたくないと考え、成年後見人になってくれない可能性もあるでしょう。

【回避方法:元気なうちに任意後見契約と見守り契約を締結してリスクを回避しよう!

任意後見契約とは、元気なうちに自己の判断能力が低下したときに備えて、判断能力が不十分になったときに、支援してくれる人と支援してほしい内容を契約によって決めておく制度です。
この支援してくれる人は、自由に選ぶことができるので、信頼できる家族や友人といった周囲の人の他に、司法書士や弁護士といった専門家に依頼することもできます。
 また、具体的に「どのような施設でケアを受けたい」「病気になったときは◯◯病院にお世話になりたい」など、何を、どのように支援してもらいたいのかを決めておくことができるため、認知症になった後も、自身の希望どおりの老後を送ることができます。
さらに支援してくれる人と見守り契約を結び、判断能力が十分あるうちから定期的に会ったり、連絡をとりあったりすることで、判断能力の低下や生活状況を確認してもらうことができます。

【独身者の老後リスクその2】入院、施設入所するとき

次に身寄りのいない独身者が入院や施設入所するときに生じうるリスクについて説明いたします。

【身元保証人になってくれる人がおらず、希望の病院や施設に入れない】

一般的に入院・施設入所の際には、身元保証人(身元引受人)を立てることが求められます。
身元保証人とは、本人に関する次のような責任を負う人のことをいいます。

・入院費用や施設利用料の支払いなど経済的な保証

・病気や事故、死亡時の緊急時の連絡先

・死亡後の身柄や遺品の引き取り

多くの場合は、家族が身元保証人になりますが身寄りがいない、あるいは身寄りがいても疎遠な場合など、身元保証人になってくれる人がいなければ、希望している施設などに入所できない可能性があります。

【回避方法:身元保証サービスの提供を受けてリスクを回避しよう!】

身元保証サービスとは、入院時や施設入所時にあなたの「身元保証人」や「連帯保証人」になってもらうサービスです。このサービスを受けることで、身元保証人を立てることが難しい人も、スムーズに入院や施設入所することができます。
身元保証サービスは、弁護士や司法書士が母体の法人や、保証人代行業務を取り扱っている法人などが提供しています。各法人によって費用や申込条件、付帯サービスは様々なので、自身の希望に合った法人に依頼しましょう。

【独身者の老後リスクその3】自分の意図しない人に財産が承継される

ここでは独身者が亡くなったときの遺産の行方に関するリスクについて説明します。

【自分が意図していない人に財産が承継される】

独身で子供がおらず、両親もすでに他界している場合は、兄妹姉妹が法定相続人になります。
仮に兄弟姉妹が既に亡くなっており、兄弟姉妹に子供がいた場合は、それらの甥姪が法定相続人になります。兄妹姉妹や甥姪との関係が良好で、あなたの体調を気にかけてくれたり、老後のお世話をしてくれたりするのであれば、財産を相続することについても納得できることでしょう。

 しかし、長年連絡もとっておらず、老後のお世話も一切してくれない兄妹姉妹(または甥姪)であっても、一定の割合で遺産を相続できることになります。
また、子供、孫、両親、祖父母、兄妹姉妹、甥姪、がいない、あるいは先に亡くなっている場合は、法的に相続人がいないことになり、あなたの遺産は裁判所の手続きを経て、国のものになる可能性が高くなります。このようにあなたの意図していない人に財産が承継されることになる可能性があるのです。

【回避方法:遺言書を作成しておき、リスクを回避しよう!】

意図しない人に財産が承継されることを避けるには、遺言を作成しておく必要があります。
遺言を書いておくことで、仲の良い兄妹姉妹(甥姪)や、親戚や知人を財産の受取人に指定したり、恵まれない子供や被災地を支援する団体に寄付することができます。
 また、元気なうちに遺言を書いて自身の財産を承継してもらう人を決めておくことで、老後のお世話をお願いしやすくなるという効果もあります。

【独身者の老後リスクその4】葬儀や埋葬、遺品整理について

独身者が亡くなった後に行ってもらうべき葬儀などの手続きの際に生じるリスクについて説明します。

【葬儀・埋葬・遺品整理をしてくれる人がいない】

葬儀や埋葬、遺品整理など死後の手続きは通常、家族が行うことになりますが、身寄りがいない人や身寄りがいても疎遠になっている場合にリスクが生じます。
亡くなった人に身寄りがいない場合には、「行旅病人及行旅死亡人取扱法」という法律に基づいて火葬されることになりますが、その場合、祭壇を用意してお坊さんが読経するというような一般的な葬儀は行われません。
 また、遺骨については、全く身寄りがいないときや親族に遺骨の引き取りを断られたときは、自治体が一定の期間保管し、その後は無縁塚(むえんづか)に埋葬されることになります。
さらに役所は法律にしたがって、火葬や埋葬まではしてくれますが、残されている遺品の整理については、大家さんや介護施設が費用負担することになるため、大きな迷惑をかけてしまうことになります。

【回避方法:死後事務委任契約をしておき、リスクを回避しよう!】

死後事務委任契約とは、葬儀・埋葬・遺品整理などの死後事務に関し、具体的な内容・方針を決めておき、元気なうちに司法書士などの専門家へ委任しておく契約のことをいいます。
契約内容で「葬儀や供養の方法」や「遺品の処分方法」などについて、詳しく定めておくことで、希望どおりの葬儀や供養を執り行なってもらい、すみやかに遺品の整理をしてもらえるため、役所や大家さん、介護施設などに迷惑をかけることはなくなります。

2章 まとめ

・適切な財産管理を行ったり、必要な介護サービスを受けられない可能性がある

・身元保証人になってくれる人がおらず、希望の病院や施設に入れない

・自分が意図していない人に財産が承継される

・葬儀・埋葬・遺品整理をしてくれる人がいない

このようなリスクについては、独身者だけに起こりうる問題ではありません。
しかし、独身者に起こりうる可能性が高いということは、ご理解いただけたのではないでしょうか。
また、リスクに対して、しっかり準備しておけば回避できるので、元気なうちから準備をすすめておきましょう。

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